過去に作図したcadデータを探す事って結構ありますよね。
あの時やったこんなふうな図面どこ行ったっけ~
って延々と記憶を元に探しづけて時間ばかりかかり、
あげくの果て見つからずに又一から作図してたりして
大切な時間を無駄にします。
この記事を読むと大量にある過去のAUTOCADやBRICSCAD等の拡張子.dwgファイルを
図面内のテキストで検索し探し当てる事が無料で出来る様になります。
全文検索ソフトのチョイス
以前から全文検索ソフトはありましたが、
高額なものばかりで、
cadデータも検索できるものは
なかなか見つけられませんでしたので、
半ば諦めていて
しばらくこの事は忘れていました。
最近になってふと思い出し、ネットで探していると
無料の全文検索ソフト「探三郎」なるものが
以前からある事をいまさら発見しました。
今更でも使えるなら良いと思い調べましたら
パソコン内に保存されたWORD,EXCEL,PDF,HTMLなどのファイルに対して
ファイルの中身も含めた全文検索を手軽に実現
・パソコン内に保存された以下の形式のファイルについて
ファイルの中身も含めた
全文書に対して全文検索を実施し、その結果を表示する。
- WORDファイル (.docx, .docm, .doc)
- EXCELファイル (.xlsx, .xlsm, .xls)
- PowerPointファイル (.pptx, .pptm, .ppt)
- PDFファイル (.pdf)
- HTMLファイル (.html, .htm)
- テキストファイル (.txt)
- カンマ区切りCSVファイル (.csv)
- AUTOCADファイル (.dwg, .dxf)
その他の文書に対しては、拡張子を指定すれば、
テキスト形式で認識する。
・全文検索は、インデックス方式なので高速に検索を実現
・インデックスの更新は、「起動後○分後に自動更新」、「毎日△時□分に自動更新」
「手動で更新」から選択することができ、自動化しておけばインデックス更新に
手を煩わすことなく、快適に全文検索を利用できる。
等など機能に十分です。
AUTOCADファイル (.dwg, .dxf)が検索出来るので、
当然BricsCADの(.dwg, .dxf)も検索できます。
他のAUTOCAD互換CADも(.dwg, .dxf)なので、同様に検索可能です。
なので、探三郎(全文検索ソフト)を導入することにしました。
インストールと使い方
探三郎(全文検索ソフト)は
ここからダウンロードできます。
一番新しめのものを選択しダウンロード。
インストールはダウンロードしたsin3rou_vxxx.zipを適当なフォルダに展開し
起動はsin3rou.exeをダブルクリックします。
(ショートカットをデスクトップに置いて起動しやすくするのも吉)
起動すると対象ファイル選択画面があるので
検索対象とする拡張子にチェックマークを付けて選択する。
AUTOCAD、BRICSCADデータの拡張子は(.dwg)を選択します。
他の種類も一度に検索したい場合はチェックする。
対象ディレクトリーは検索対象が保存されているドライブを指定します。
ネットワーク上のドライブも選択可能です。
その他、除外対象も設定できます。
本ソフトはインデックス方式です。
対象ファイルが大量にある場合の
始めてのインデックス更新は
かなり時間がかかりますが、
2回目以降は新規分のみインデックス更新するので
処理は早くなります。
設定出来たら「今すぐインデックスを更新する」をクリックで
対象ファイルの初回インデックスが作成されます。
あとはスケジュール設定して自動更新したほうが追加された
ファイルにも対応できます。
インデックス更新が終わると下記の表示となります。
検索窓に検索キーを入力すれば高速に検索できます。
最後に
dwg図面の場合の検索の仕組みは
インデックス更新でdwg図面のプレーンなテキストが抽出されます。
マルチテキストや属性文字は抽出出来ないようですので
ここが検索時の注意。
というか特性を把握したうえで使用する必要があります。
とはゆうものの
やみくもに探していた時よりも
圧倒的に見つかりやすくなりました。
皆さんも活用ください。
それでは。
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