自動作図のエクセルを作成していると図面の変化条件により
コマンドラインの行をスルーする必要が出てきます。自動作図詳細についてはここ
例えば正面図、側面図は必要であるが、平面図は今回は不要な場合や、部品シンボルが2つの場合や1つでよい場合など
様々なケースでコマンド行のスルーは必要になり多用する事となります。
コマンドをスルーする為に空欄にするとスクリプトが止まってしまう事もあるので代わりにredrawall(全再描画)を利用します。スルーする行の関数にif関数を追加して分岐します。
下記がA6に寸法のコマンドがありそれをif関数でredrawallか
寸法コマンドかを切り替えています。
![](https://nisami.net/wp-content/uploads/2020/04/2020-04-03_22h34_59.png)
式を表示するとこの様になっています。A6の部分はH3が”寸法なし”であれば’redrawall
となります。
![](https://nisami.net/wp-content/uploads/2020/04/2020-04-03_22h35_10-1024x268.png)
オレンジ色のセルを選択コピーしてBricsCADのコマンドラインに貼り付けるとこうなります。A6の寸法はスルーして寸法を書かなかった。
![](https://nisami.net/wp-content/uploads/2020/04/2020-04-03_22h35_23.png)
コマンドラインスルーに使用するコマンドは他にもあるかもしれませんが、redrawall(全再描画)が作図に影響が出ないのでちょうどいいと思います。
応用すると自動作図の範囲が圧倒的に広がります。
それでは
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