比率変化のない株価ローソク足チャートをBricsCADで自動作図する方法

CAD

ネット上の株価のローソク足チャートは簡単に見ることができますが、
株価の変化を感じるため等、様々な理由でいまだに手書きでチャートを
書く方もいます。
ネット上のチャートは画面上の比率が変化することで
価格の絶対値よりも直近の相対値を強く感じすぎてしまう
傾向があると思います。
実験的に今回は比率変化のない株価ローソク足チャートを
BricsCADで自動作図してみます。
手書きされている方とは主旨が違うとは思いますが、
日付と4本値があれば、どの銘柄も早く書けます。
又、対応するプリンターがあればA1サイズなどの大きな
紙に印刷する事も出来るので便利ではないかと思います。

図面の自動作図と同様の方法となります。
A列は書き始める位置です。
あと日付と4本値
水色のセルがBricsCADに貼り付けるところですが、
G列とH列の2回に貼り付けを分けています。
各セルは4本値のある分下にコピーして
10年分とかを書きます。

式を表示するとこの様になっています。

水色のセルを選択コピーしてBricsCADのコマンドラインに貼り付けるとこうなります。
10年と少しの日足なので自動作図でも15分くらいかかります。

一部を拡大

縦軸は単位円です。(1円/1mm)
横軸の日付は自動作図します。
罫線はみやすくするためなので任意で引いてください。

今回は日足でしたが、月足の4本値に置き換えると
月足チャートが書けます。
CADで書くことで画面上で紙を見ているような
見方も出来て株価の絶対値を感じられると思います。
又、先に書いたようにプリンタで印刷すると手書きの
代替えになるかもしれません。
今回のローソク足は陰線の塗りつぶしの代わりに
縦線を入れる様にして省略する事で作図スピードを
上げています。

それでは

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